白髪は「隠す」から「活かす」時代へ
鏡を見るたびに気になってしまう根元の白髪。
「染めても2週間で生え際が気になり出す」
「白髪染めを繰り返して、髪色が暗く重くなってしまった」
「パサつきや傷みが気になり、老けて見えるのが悩み」
このようなお悩みを抱える30代・40代・50代の大人女性の間で、今、ヘアカラーの常識が大きく変わろうとしています。
それが、白髪を黒く塗りつぶすのではなく、ハイライトと透明感カラーで馴染ませる「白髪ぼかし(脱白髪染め)」です。
本コラムでは、なぜ今「白髪ぼかし」が選ばれているのか、その仕組みからメリット、施術の流れ、そしてホームケアまでを徹底解説します。
これからお客様のヘアカラー選びの参考にしていただければ幸いです。
そもそも「白髪ぼかしハイライト」とは何か?
従来の白髪染め(グレイカラー)と、白髪ぼかしの最大の違いは「コントラストのコントロール」にあります。
従来の白髪染めは、白髪を「黒や濃い茶色」で塗りつぶす手法です。

これは画用紙に例えると、白い紙を黒いペンで塗りつぶす作業。
そのため、根元から新しい白髪(白)が生えてくると、染めた部分(黒)との境目がくっきりと目立ち、「白と黒のコントラスト」が強くなってしまいます。
これが「すぐに白髪が気になる」原因です。
一方、「白髪ぼかし」は、細かいハイライト(明るい筋)をブレンドすることで、ベースの髪色を明るくし、白髪・黒髪・ハイライトの3色が混ざり合う状態を作ります。
白髪に近い明るい色を意図的に作ることで、根元の白髪が伸びてきても境目がボケて、目立ちにくくなるのです。
白髪ぼかしが大人女性に選ばれる5つの理由
なぜ今、多くのお客様が従来の白髪染めから「脱白髪染め」へと移行しているのでしょうか。

そこには、単なる流行だけではない、理にかなった5つのメリットがあります。
1. サロンに通う頻度が減り、ストレスが軽減される
白髪染め特有の「伸びてきたらすぐ染めなきゃ」という強迫観念から解放されます。
個人差はありますが、これまで3週間で気になっていた方が、1.5ヶ月〜2ヶ月気にならなくなったというケースも少なくありません。
2. 透明感のある明るいカラーが楽しめる
白髪染めには「黒褐色」という染料が多く含まれており、どうしても濁りや赤みが出やすくなります。
白髪ぼかしではファッションカラー(おしゃれ染め)をメインに使用するため、ベージュやグレージュ、アッシュといった透明感のある色味を自由に楽しめます。
3. 肌のトーンが明るく見え、若々しい印象に
髪色が暗すぎると、お顔のシワや影が強調されがちです。ハイライト効果で髪に光を取り込み、柔らかい色味にすることで、お肌のトーンアップ効果(レフ板効果)が期待でき、マイナス5歳の若見え効果につながります。
4. 髪のボリューム感と立体感がアップする
年齢とともに髪が細くなり、ペタッとしやすいお悩みも、ハイライトが作り出す陰影(立体感)によって解消されます。
ふんわりとした動きが出やすくなり、ヘアスタイル全体が華やかな印象になります。
5. デザインの幅が広がり、おしゃれが楽しくなる
「白髪を隠すためだけの作業」だったヘアカラーが、「自分を表現するファッション」に変わります。
季節に合わせて色味を変えたり、デザインを楽しむポジティブな気持ちになれます。
当店の「白髪ぼかし」施術工程へのこだわり
feel.aでは、お客様の髪質や白髪の量に合わせて、オーダーメイドの施術を行っています。
失敗しないためのこだわりをご紹介します。
■ ステップ1:丁寧なカウンセリングと白髪診断
まず、白髪の生えている場所(顔周り、分け目、全体など)と白髪率を確認します。
「職場的に明るすぎるのはNG」「黄色く抜けるのは嫌」など、お客様のライフスタイルに合わせた明るさ設定をご相談します。
■ ステップ2:繊細なハイライト技術
ここで重要なのがハイライトの入れ方です。太く入れすぎると「メッシュ」のように派手になり、昔っぽい印象になってしまいます。
当店では、髪の毛の流れに合わせて極細のハイライトを入れる「シークレットハイライト」等の技術を駆使し、あくまで自然に馴染むようデザインします。
■ ステップ3:ファッションカラーでオンカラー
ハイライトを入れた後、独自の配合で作成したファッションカラーを重ねます。赤みを消したグレージュや、血色をよく見せるラベンダーベージュなど、なりたいイメージに合わせて色味を調整します。
白髪染めの薬剤を使わないため、透明感が際立ちます。
■ ステップ4:色持ちを良くする後処理ケア
ブリーチや薬剤を使用するため、ダメージケアは必須です。施術の途中と仕上げに、髪の内部補修を行うトリートメント処理を行い、色持ちとツヤ感を高めます。
よくあるご質問(Q&A)
お客様からカウンセリング時によくいただくご質問をまとめました。
Q. 過去に黒く白髪染めをしていますが、できますか?
A. 可能です。ただし、濃い色素が残留している場合、一度で完璧な明るさにするのが難しいことがあります。
その場合、2〜3回のご来店に分けて徐々に明るくしていく「段階的なプラン」をご提案させていただき、髪の負担を最小限に抑えながら理想の色に近づけます。
Q. ハイライトを入れると髪が傷みませんか?
A. ハイライト部分にはブリーチを使用することが多いため、全く負担がないわけではありません。
しかし、当店ではケアブリーチというダメージを大幅にカットする薬剤を使用し、ハイライトの分量も必要最小限に留めることで、手触りを損なわないよう配慮しています。
全体を明るく染めるよりも、部分的なハイライトのほうが髪全体のダメージは少なく済む場合も多いです。
Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A. ハイライト自体は半年に1回程度で十分です。その間のメンテナンスとして、1.5ヶ月〜2ヶ月に1度、オンカラー(色味の補充)とトリートメントをしていただくサイクルをおすすめしています。
白髪ぼかしを長く楽しむためのホームケア
白髪ぼかしを長く楽しむためのホームケア
美しい色とツヤをキープするためには、ご自宅でのケアも重要です。
・カラー専用シャンプー(カラーケアシャンプー)を使う 洗浄力の強すぎる市販のシャンプーは、せっかくの色味を早く落としてしまいます。美容室専売のアミノ酸系シャンプーなど、優しい洗浄成分のものを選びましょう。
・お風呂上がりの保湿ケア ハイライト部分は乾燥しやすいため、洗い流さないトリートメント(ヘアオイルやミルク)をつけてから乾かしてください。
・アイロンの温度は140〜160度を目安に 高温のアイロンは色の退色を早め、黄色く変色する原因になります。少し低めの温度設定を心がけてください。
白髪にお悩みの方へ、最後に伝えたいこと
「もう歳だから仕方ない」「ずっとこの暗い色のままなのかな」 そう諦めてしまう前に、ぜひ一度feel.aの白髪ぼかしをご体験ください。
白髪は、隠すべきネガティブな要素ではなく、ハイライトとしてデザインに組み込める「素材」です。
黒髪の方には出せない、透明感や柔らかさを表現できるのは、大人女性だけの特権でもあります。
feel.aでは、30代後半から50代以上の幅広い世代のお客様に、この白髪ぼかし(脱白髪染め)をご提案し、多くの方から「鏡を見るのが楽しくなった」「もっと早くやればよかった」とお喜びの声をいただいております。
お客様一人ひとりの髪質、白髪の量、ライフスタイルに合わせた最適なプランを、プロの視点でご提案させていただきます。
不安な点やご希望があれば、カウンセリング時にどんな些細なことでもお話しください。
お客様の髪が持つ可能性を最大限に引き出し、毎日が心地よくなるヘアスタイルを一緒に作りましょう。
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